嘉手納カーニバル！

米軍基地が一年に一度開放されるイベント！

嘉手納カーニバルとは、一年に一度、アメリカの独立記念日前後に行われる、
沖縄にあるアメリカ軍嘉手納基地の一般開放が行われる日です。

この日は、沖縄の人でも普段は入れない基地の中で、様々なイベントなどを通して、
アメリカ軍と住民たちとの相互理解を深めていこうという、催し物です。

こうした基地の一般開放は、本土のアメリカ軍基地や自衛隊基地でも行われていると思いますが、
沖縄の嘉手納基地に関しては、基地の規模が極東一というほどですので、その中に入れるというのは
結構貴重な体験なのかもしれませんよ。

で、肝心の催し物に関してなのですが、
主に戦闘機や攻撃ヘリ・輸送機・移動式のミサイル発射台などの軍事車両・航空機の展示から、
特設ステージ内での音楽のライブやダンスの披露・各種ゲームやアトラクションの開催・そしてアメリカ軍や、日本からの”出店”などがあります。

ちなみに、嘉手納基地のカーニバルについては、
２００１年の米中枢同時多発テロ事件以降、長らく開催されていませんでしたが
（普天間飛行場に関しては中止はされていないようです。）
２００８年に久々に再開されました。

かつてのカーニバルは、現在の嘉手納基地のかなり広い部分が開放されており、居住区などにも入ることが出来ました。

カーニバルの催し物に関しても、昔はゲームで勝つと水着の女性が、床が抜けて下のプールに落ちてしまうなどの、色々な意味で華やかな感じだったのですが、今はちょっとそんな華やかさは無いような気もします。

見所は当然、戦闘機などの軍備関係の展示ですよね。
実際に中に乗れる機体もあったり、兵士からの説明も受けることが出来るコーナーが、
カーニバルの一番のキモです。

また、アメリカ側が出している出店の「ピザ」にも注目。
この出店には、基地内で営業している飲食店などが関わっているのですが、その中でもピザはお勧め！
１,500円と安い値段で、厚い生地と、濃い味のピザが大人気です。
このピザを買いにカーニバルに行く者も多し。

開催に関しては、嘉手納基地のホームページなどに掲載されるようですが、
英語のみっぽいので、注意が必要です。